すこくりブログBLOG

HOME > すこくりブログ > <すこくりプロブログ・野崎プロ編> ドライバーの役割。

<すこくりプロブログ・野崎プロ編> ドライバーの役割。

カテゴリー:

IMG_0768

ドライバーは、バントができる4番バッター?!

皆さん、こんにちは。すこくりの野崎です。
4月1日の鹿又さんイベントなどもあり、ちょっとお休みをしていたすこくりプロブログ「頭の中のいろいろ」。
この私のブログからまた再開したいと思いますので、どうぞお付き合いください。

さて、今回はドライバーについてです。
前回は、自分のキャディーバックを一つのチームとして考えてみましょうとお伝えしました。
(前回のブログはこちらから
その中でドライバーはと考えると、野球のチームで例えてみると、4番バッターです。

基本、ゴルフでドライバーに求めるものといえば、飛距離になりますよね。野球でいえば、ホームランです。

しかし、その4番バッターといっても、チーム戦略によってはホームランではなくヒットを求めたバッティングが必要となる場合があります。また、試合の状況によってはバントをさせたりもします。
いろいろな事が起こる野球の試合の中で、その状況に合わせた練習を事前にしていなければ、勝つためのゲームプランが立てられません。練習は、その試合で必要なことを練習することが大切になります。

ホームランバッターといっても、ホームランを打つ練習ばかりをしていません。ヒットを打つ練習やバントの練習もします。試合で起こりうる状況に対応するための練習を必要に応じてやっているのです。

ゴルフの練習の中にも、同じような練習が必要だとは思いませんか?
ドライバーにも、ヒットやバントの練習をする必要があるのです。

例えば、ヒットの練習はフルスイングではないので、ミート率が上がります。そのヒットの練習をしている人は、どの強さのスイングまでならミート率を維持できて、それ以上は出来ないかを知っています。
さらに、それを知っている人は、朝一のドライバーショットの時はどの強さで打つべきかも知っています。

ドライバーでバント?と、思う方も多いと思います。
しかし、ゴルフはボールの状況に応じて対応できるようにしておくことが大切です。

例えば、林の中からのショットで、ものすごく低い球やランが必要なボールを打つ必要があるとします。
その時に、一番ロフトのないクラブで打つことで簡単に低いボールを打てます。
そんなに多く必要とされる場面はないのですが、いざドライバーでやろうとしても、練習をして準備をしていないと打てませんよね。テレビでプロがやっているのを見て、ちょっと思いつきでやってみたことがある方は、実感されているはずです。

その他、いろいろな練習をしていると、ボールの位置などを含めたその時に適したアドレスが作れます。
それによって、いろいろな現場対応力がついてきます。

練習で、「ただ」打ってるだけではダメなのです。
現場のどの場面でどのようなことが必要かを知り、それを想定して練習を重ねることが大切なのです。

皆さん、ぜひ自分のドライバーを、バントができる4番バッターに育てるよう練習してみてください!

追伸:以下写真は、練習のヒントです。通常とバントの練習。これを見ればどのような練習をすればよいかわかりますよね。

 

IMG_0774IMG_0773

IMG_2097 のコピー